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夜尿症に関する院長インタビュー記事が複数の地方紙に掲載されました。

夜尿症に関する院長インタビュー記事が複数の地方紙に掲載されました。

2017年1月17日

当クリニック泌尿器科・小児泌尿器科の白柳慶之院長への共同通信社によるインタビュー記事が配信され、複数の地方紙に掲載されました。

 

<掲載された記事>

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2016年 12/1(木)長崎新聞

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2016年 12/3(土)秋田さきがけ新聞、河北新報

akita_sakigake kohoku

 

2016年 12/4(日)日本海新聞、高知新聞、静岡新聞

nihonkai kochi shizuoka

 

2016年 12/6(火)中国新聞

chugoku

 

2016年 12/7(水)山梨日日新聞

yamanashi

 

2016年 12/9(金)茨城新聞

ibaraki

 

<記事の本文>

成長とともに治っていくことがほとんどの、子どものおねしょ。「そのうち治る」思いながら、長引けば子どもは精神的な負担を感じる。どう対応できるのか。専門医に教えてもらった。

小学2年の兄と、4歳の妹を育てる40代の女性。おねしょが治らず気掛かりなのは、兄の方だ。妹は早々に卒業したが、兄は週に数回、朝方にもらしてしまう。夜は水分を控え、寝る前のトイレは習慣付けている。それだけに「なんでまた…」と落胆する兄。妹への恥ずかしさもあるようだ。

「落ち込む様子を思うと、睡眠のリズムを乱すと思いつつ、朝方に起こしてトイレに行かせることも」と女性。おむつは嫌がり、布団に敷いた防水シートもはみ出してしまう。出勤前に洗濯するのは大変だ。「学校の外泊行事の機会も出てくる。いつか治ると思いつつ、心配が続いています」

「いずれ治ると不安な時期を過ごすより、医師に相談して」と話すのは、専門医でもある佐々木クリニック泌尿器科・小児泌尿器科(東京)の白柳慶之院長。

おねしょが5歳以降も続く場合は「夜尿症」と呼ばれ、夜尿症ガイドラインによると小学校低学年で約10%、高学年で約5%が症状を抱える。白柳院長は「夜尿症が、日常生活での積極性や自信を失わせてしまう可能性もある」と指摘する。

治療の第一歩は生活習慣の改善。夕食後は水分を控え、寝る前にトイレに行く以外、塩分の取りすぎに注意し、冷えで尿量を増やさないよう寝る時は温かくする。夜中に無理にトイレに起こしても、夜尿症が早く良くなることはないそうだ。

「夜尿症アラームも有効」と白柳院長。病院の治療でも使用され、国際的には最初に試す治療法として推奨され、家庭でも市販の製品を購入できる。下着やおむつにセンサーを付け、おねしょをするとアラームが水分を関知して音が鳴る仕組み。おねしょをしたタイミングで起こすことで、夜間にぼうこうにためられる尿量が増え、改善につながる。治療薬も効果的だが、アラームと比べて再発率が高いそうだ。

治療期間は個人差があるが、1年以上を要することもあり、白柳院長は「就学のタイミングで小児科医か小児泌尿器科医に相談を」と薦める。夜尿症診療では今年、ガイドラインが12ぶりに改定され、夜尿症が専門でない小児科医にも相談しやすくなってきている。

「医師に相談することで、他に病気が隠れていないか調べることも重要。きちんと対処すれば治るので、心配しなくても大丈夫。親子や家族で、焦らずに取り組むことが大切です」としている。

 

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