当院で夜尿症(おねしょ)を克服されたお子さま方と保護者の皆さまからのご感想の第八弾です。これまでにご紹介した第一弾、第二弾、第三弾、第四弾、第五弾、第六弾、第七弾と合わせてご参考にしていただければ幸いです。
アンケート結果(2021年3月~7月)
(1)おねしょが治ってうれしいことを教えてください。
- 夜安心してねむれる。
- お泊りにも行ける。
- おむつ代がかからない。
- おねしょによって洗濯が大変だった。ベッドなど。
- 寝る時おむつをしなくて良いこと。
- おむつで寝ると暑くて夏は大変だったが、パンツでねられるのがいい。
- 泊りに行くときはずかしくない。
- 安心して修学旅行に行ける。
- お父さん、お母さんを夜中に起こさなくて良くなった。
- お友達と同じになった。
- 親も子供自身も少し自信が持てるようになったと思う。
- 夏休みに友達のお宅に泊りに行けると喜んでいます。
- 夜熟睡できること。
- 学校の修学旅行に行って何事もなく帰ってこれました。その後もおねしょはなく、夜中に起きてトイレに行ったりしています。
(2)おねしょ治療で大変だったことを教えてください。
- 夜毎日水を飲めなくて大変でした。
- 夜中にアラームが鳴ってトイレに起こすのが大変だった。やや寝不足になる。
- 水分量、おしっこ量(in, out)を測定する、おむつの重さを量るなど手間はかかった。
- アラームで起きなければならなかったこと。
- 夜ねる前ブザーをつけるのが大変だった。
- 朝のふとんのそうじ。世の中のおねしょに対する感じ方。なんとなく隠す雰囲気。もう少し体の成長のちがいだからと気にならない世の中になるといいのに。
- アラームが鳴っても起きないので起こすことが大変。
- 毎月病院に行くこと。
- 夜ジュースなど我慢しなくちゃいけなくて悲しかった。
- 家から病院までの距離。車酔いで。
- 母子家庭で仕事を休むこと。
(3)その他、治療のこと、クリニックのことなど感想や、こうしたらもっと良くなりそうと思うことがあれば是非教えて下さい。
- 毎日、意識したりがまんをたくさんしてきたかいがありました(すごくよくなった!)。
- 会計に時間がかかる。もう少し人数を増やすなどしていただけるとありがたい。
- 先生がとても優しかったので、嫌がらず約1年通院できました。
- 先生のお人柄もあり5年間通院することができました。(人見知りで強面の先生だったら性格的に通院を継続することはできなかったと思っています。)スタッフの皆さんも優しく丁寧に対応してくださいました。先生はじめスタッフの皆様に感謝申し上げます。
- なおった時がとてもうれしかった。
- 上の子と二人分で精神的に大変でしたが、ホルモンが成長するまでなおらないだろうと思っていたが、通う方が気持ちもなおりも良いと感じました。
- 先生が優しくて良かった。
- 待合室に子供がいつもいて、みんなも頑張っているんだと思った。
お子さまからの声
「ぼくのびょう気をなおしてくれてありがとうございます。なおってうれしいです。」
お母さま方からの声
「薬を飲んでもアラームをつけてもなかなか成果がなく、娘もくじけそうになることもありましたが、よく頑張ったなと思います。先生、看護師の皆さんが本当に優しく接してくださり、それが一番の支えになったと感じています。」
「コロナ禍で通院をやめてしまい、振出しに戻ってしまいました。その頃から本人も諦めてしまった様子で困っていました。佐々木クリニックへ通院を始めることを説得。まず専門的な検査で病気ではないとわかり一安心しました。アラーム療法を始めたら、明らかに効果が出て、本人もやる気アップ! 下に乳幼児がいるため、夜大変な日もありましたが、アラーム療法を行ってよかったと思います。先生は毎回わかりやすく説明してくださいました。最後に子供の小さいガッツポーズと喜びの表情を見て治療に通って本当に良かったと思いました。ありがとうございました。」
「アラームを使っての治療は最初の1~2カ月は本人・親とも眠りの深いタイミングで起きなければいけなかったので、辛かったです。けれども1カ月単位で目に見えて回数が減っていく、オネショの時間が夜中→明け方になってくることを本人が実感でき、自信をつけることができたのがよかったです。本人は夜尿のことであまり悩んでいるようには見えませんでしたが、「みんなと同じになれた。安心した。」と言っているので、焦りはあったのでしょう。深刻なストレスとなる前に治療できて本当によかったです。どうもありがとうございました。」
いかがでしたでしょうか?
夜尿症でお悩みのお子さんと保護者の皆さま、是非この機会に当クリニックへお気軽にご相談ください。
佐々木クリニック
泌尿器科・小児泌尿器科
院長 白柳 慶之